関東圏を中心に「闇バイト」経由で凶悪な強盗事件が多発しています。
治安が良いといわれている日本は今は昔。昨今は毎日のように窃盗や強盗のニュースが続いています。
ここ最近は、一戸建ての家が狙われていることが多く、自己防衛のための防犯対策が急がれています。
そこで、強盗犯にとって狙いにくい家に認定されるべく、すぐできる防犯対策をご紹介します。
まずは家の外周をぐるっと一周。泥棒が入りやすいポイントをチェック
まずは、泥棒の気持ちになって家の周りを一周しましょう。
本来、住民は安全で行き来しやすく快適に過ごせるようにするべきですが、防犯対策を考えると「泥棒にとっては都合の悪い空間」にしないといけなくなります。
景観やご自分の理想のバランスを取りながらも以下について再度確認し、取り入れられる対策を施すことをお勧めします。
- 屋根に上がれるような足場になるもの(梯子や足場、エアコンの室外機)が置かれていないか
→すぐ撤去する。動かせないものは、隠す、近づくと光や音が出るようにする) - 手の届く窓が割りやすくなっていないか、施錠されているか
- すんなり中に入れる状態になっていないか(勝手口が開いていないか)
- 外周を歩くときに音がなるポイントがなく静かに歩けてしまわないか
- 近づいたときに明かりが当たったらビビらせられるポイントはないか
こういった点を加味して、泥棒が動きにくいポイントを複数個所作っていきましょう。
「近づきにくい家」を演出できるちょっとした工夫
最近は、早朝や日中など外が明るい時間帯にも強盗が起きていますので、防犯対策は夜間だけのものではありませんが、まず「近寄らせない」対策をしていきましょう。
近づくとぴかっと光る屋外用人感センサーライト&カメラ
防犯カメラ型(ダミー)と本物のカメラ型 値段の違いがあるので予算で使い分けて
防犯カメラ型:ダミー 防水・省エネ・太陽光充電型のおすすめ
カメラ自体はダミーで稼働はしていないですが、相手にとっては「撮られているかも?」と思わせることができる防犯カメラ型ダミー人感センサーライト。価格も安価で複数設置がしやすいのがうれしい。
家の裏や普段人が入らなそうな場所に置くことで、光った段階で異変に気が付くことができます。
また、勝手口などに設置すれば、自分に反応するので単純に便利です。
配線不要、電源不要な太陽光充電式がおすすめですが、太陽光を充てる場所に調整が必要なので、複数個購入して一気に設置した方が効率的。


録画可能なカメラ稼働型
安心なのは実際に防犯カメラが稼働しているタイプです。値段は高くなりますが、設置してからの安心感は違います。人間に対しての防犯だけでなく、動物の侵入なども確認できます。夜間でも撮影ができるカメラを選びましょう。玄関、建物横、裏に設置できればOK。


音が鳴る砂利で“ここは近づけない”と思わせる工夫
家の外構に敷く石もあえて音がなる砂利を使うことで、侵入者に嫌悪感を抱かせる作戦です。
撒くだけで簡単にでき、防草にもなります。

下見段階でスルーされそうなアルソックステッカー
綜合警備アルソックが出している侵入者への防止効果のあるステッカーがこちら。実は加入していなくてもステッカーだけで販売されている。玄関など分かりやすいところに貼り付けておきましょう。


家の中へ入ってこさせない工夫
窓ガラスを割らせないシート
水を使って貼るタイプなので張るのは比較的簡単にできます。


窓を開けられたら大音量で警報する窓用アラーム
ガラスの破壊や衝撃、窓の解放を検知すると大音量のアラームが鳴るタイプの窓用防犯グッズ。
割れる音、衝撃音にだけ反応するので、雨や風や大型車両の通行などの振動で誤作動することはありません。窓を開けたいときは解除が簡単にできます。

起こってからでは遅い!一軒家の防犯対策は一日でも早くするべき!
日ごろから防犯対策を!と言われつつ、なかなかすぐに取り掛かれないものです。
しかし、起こってからでは遅いのです。思い立ったときにすぐに施しましょう。
後悔先に立たずです。できる自衛は行っておきましょう!
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