田舎で一人暮らしをしている母親からラインが届きました。どうやら自分の家に突然若い男が訪ねてきて、「不用品ありませんか?」というような話をされた、ということです。

今、若い男が家に来て、対応してしまった

なにそれ、気持ち悪いね。窃盗の下見じゃないの?!

田舎の母は、一軒家で一人で住んでいます。インターフォンもカメラ付きではなく、セキュリティー対策は甘いです。人が訪ねてくれば玄関口に出てしまうし、玄関の鍵をかけないこともあります。防犯カメラもありません。袋小路で回りに人通りも少ないです。
しかし、最近「不用品回収」と謡って知らない男が回っているようです。
飛び込み営業なのかもしれませんが、玄関先に出てしまうことで
- 高齢の女性が住んでいる一軒家であること
- 呼び鈴を押せば出てくる
- 袋小路で人通りが少ない
ということがわかってしまいます。
不用品回収をうたった業者が回ってきている
実は最近、当ブログ管理人の家にも不用品回収とうたった業者が回ってきました。
呼び鈴が鳴ったのでお届け物かな?と思い外に出てしまったら、若い男ふたり立っていました。手には不用品回収のチラシを手にしていました。

今、不用品回収でこの辺を回っていて、何か不要な貴金属ありませんか?
ありません、とお断りしましたが、

アクセサリーが入った箱だけでもいいんです。
イヤリングの片方だけでもいいです!
と、しつこく言ってきました。しかも、玄関の中に入ってこようとする始末。
強引な態度に不信感を持ち、

全くありません!!!
と、追い返しましたが、特徴的な言いまわしとして
といったことを言い、グイグイと家に入ろうとする行為がありました。
以前、強引な買い取り業者が家の中の物品を物色し、買い取りを承諾しない限り居座る、というような事件がありましたので、とにかく家の中に入れないこと!を心掛けました。
高齢の母を守れ!今すぐできる防犯対策
1.呼び鈴をカメラ付きのインターフォンに変更する!
今まで、母の家の呼び鈴は、ピンポーンと鳴るだけのものでした。カメラもついておらず、玄関に出てみないと誰か訪問したか判断できないため、確認するためにはどうしても玄関の扉を開けなければなりません。(しかも摺りガラスで近づいたら気が付かれてしまう)
まずは、訪問者と対面せずに相手を確認できるようにするため、カメラ付きのインターフォンに変更します。
大きな工事をしている時間と予算がないので、配線いらずのワイヤレスタイプを選択します。
という条件で探します。

高齢の方は松下製品が大好き。信頼のあるパナソニック(旧松下電工)なら、受け入れてくれるのではないかという思惑も少しあります。配線いらずで自動録画もあります。モニターの大きさが多少小さめですが、その分持ち運びに便利ですし、ボタンが大きくわかりやすいのでおばあちゃんでも使い勝手が良いでしょう。
電池式なので電池の残りをチェックする必要がありますが、パナソニック製の単3充電式エネループハイエンドモデル使用で最大2年間使用が可能、ということは普通の単3の乾電池では1年毎くらいで確認が必要です。繰り返し使える充電式の乾電池がおススメですが、それさえも面倒だと思うので、電池はこまめにチェックすることをお勧めします。

パナソニックと同じく、インターホンといえば有名な会社がアイホンです。ピンポン部分の親機のデザインがヘアライン仕上げでおしゃれ。LED照明もついているので夜でもカラーで確認可能です。価格が比較的安価なのもうれしいところです。
2.セキュリティーステッカーで訪問者を威嚇
母が住んでいる地域は住宅地ですが、なぜかアルソックやセコムなどのセキュリティに入っている家が多く、ステッカーを貼っているのをよく見かけます。母の家はそういったセキュリティ業者を入れてませんが、ステッカーを貼っていないと逆に目立つので防犯のためのダミーステッカーを貼ろうと思います。
玄関外に貼るのは見た目的に嫌う人もいますが、外壁や窓ではなく、ポストやガレージ部分に貼るのも効果的だと思います。とにかく目につくところに貼りましょう。




「カメラで撮っている」だけでは弱いので、「警察へ自動通報」「ブザーが鳴ります」など具体的な対策が表示されている方が【何が起こるかわからない怖さ】を感じさせ、抑止力にはなります。
3.赤色灯は近寄りがたい?防犯パトランプ
警察を思わせる赤いパトランプは、心理的に近寄りにくいものです。
常時ついていると近隣住民の方にも影響が出てしまうので「近づいたら点灯する」人感センサー付きのものを選ぶのがおすすめ。ソーラー充電で野外に置けるものをセレクト。

光と音で反応するので、玄関やガレージ、畑や庭の害獣対策もできるグッズ。音や光は細かく設定できますが、風や雨でも反応することがあるので大きな音が鳴り続けることがないように始めに確認が必要かも知れません。
この家に近づいたら面倒くさそう。そう思わせるのがカギ
今回は、不審者対策でしたが、セールスや勧誘の類も多い田舎の住宅地。高齢者が一人で住んでいると認知される前に「近づいたら面倒くさそう」と思わせるのがコツです。
夜間に人を近づかせないようにするには、やはり人感ライトによる自動の防犯対策は必須。
ピカッと激しめに照らす方が威嚇になるので、「明るすぎたかな」と思うくらいの方がよさそうです。

コメント