着信の電話番号の頭に「+」が表示されるのは国際電話番号です。
この国際電話番号を使った詐欺が増えています。
+1から始まる電話番号から着信が来ました。これは一体?
当ブログ管理人のもとにも+から始まる電話番号から着信を受けています。

ちなみにこの番号の冒頭+1は、アメリカまたはカナダからの国際電話番号だそうです。
※この着信があったとき、電話には出ませんでした。
次の844は国際フリートーク番号というもので、着信課金番号。日本のフリーダイアルと同じだそうです。海外とのやり取りがある人もいますので、これらの番号がすべて詐欺とはいえませんが、
- 自動音声ガイダンスによる架空請求詐欺
が多いようです。
+1から始まる国際電話の不審な着信を取ったらどうなる
もし、自分に「+1」からの知らない番号から着信があり、受けた場合は自分には通話料金はかかりません。しかし、音声通話や知らない人物からの架空請求の話がされる可能性は高いです。
もし、「+1」からの知らない番号からの着信に出られず、後程かけ直した場合は自分に通話料金がかかります。したがって、身に覚えがない場合は折り返しすることは避けましょう。わざわざ自ら詐欺師に電話をかけていることになります。
国際電話をシャットアウトする無料サービスがある!
不審な着信は、たとえ受けなかったとしてもなんだか気持ちが悪いものです。
そんな詐欺電話をシャットアウトできるのが「国際電話不取扱受付センター」です。
「国際電話不取扱受付センター」は、固定電話の国際電話の着信や発信を休止するサービスで、登録に費用は一切かかりません。
しかし、対応しているのは携帯電話ではなく固定電話になります。しかし、高齢者世帯は固定電話を使っていることも多く、詐欺被害を防ぐ手段として登録しておいて損はありません。
国際電話不取扱センターの登録方法
国際電話不取扱受付センター
https://www.kokusai-teishi.com/
固定電話でのKDDIとソフトバンクに対して国際電話の発信、着信を休止することができます。
※NTT東日本/NTT西日本の固定電話やひかり電話、NTTコミュニケーションズのIP電話、光コラボレーションモデルのサービスの場合は別途事業者へ申し込みが必要ですが、上記のサイトに申し込み先の記載があります。

国際電話を利用停止にするとどうなる?
国際電話の発信・(着信は希望制)を止めることができます。もし、家族が海外にいる場合、国際電話ができなくなります。しかし、インターネット経由の通話も可能ですので、その点を踏まえて申し込むかどうかを検討しましょう。
申込書を送付する場合
紙の申込書で休止を求めることも可能です。
申込書はサイトにPDF形式でアップされているので、プリントアウトした上でサイトに記載されている住所へ郵送します。
オンラインで申し込みする場合
- 1国際電話不取扱センターのサイトにアクセス
国際電話不取扱受付センター
https://www.kokusai-teishi.com/ - 2サイト下の「同意してログイン画面へ」のボタンをタップ
- 3国際電話利用契約の利用休止申請の画面に書かれている電話に電話をかける
パスワードが必要になるので、国際電話不取扱受付センターまで問い合わせる
- 4パスワードを打ち込んで「ログイン」ボタンをタップ
パスワードを入力すると登録する固定電話の電話番号や個人情報を入力するページへと進みます。
すべて入力を終えて送信すれば申し込みが完了します。
国際電話不取扱センターに登録すると何日で利用休止になるのか?
手続き完了まで数日かかります。手続きが完了したかどうかを確認したい場合は、申し込み後10日以降に電話で問い合わせをすると教えてもらえます。連絡先は上記サイトの下の方にソフトバンクとKDDIの両方のお問い合わせ電話番号が記載されています。
ソフトバンクとKDDI以外の場合はどう手続きするべきか
上記の国際電話不取扱受付センターは、KDDIとソフトバンクに対応しています。
NTT東日本/NTT西日本の固定電話やひかり電話、NTTコミュニケーションズのIP電話、光コラボレーションモデルのサービスの場合は別途事業者へ申し込みが必要ですが、上記のサイトに申し込み先の記載があるので、そちらから申し込みをします。
国際電話不取扱受付センターを利用するの注意点
まず、初めに携帯電話用の受付ではなく、固定電話での対応ということになります。
また、国際電話不取扱受付センターを利用すると、海外への発信ができなくなります。海外からの着信を停止するのは任意ですが、これによって国際電話が使えなくなります。
また、KDDIとソフトバンクでの対応であり、NTT東日本やNTT西日本の固定電話などの場合は別途手続きが必要になります。
もちろん、固定電話の名義人が変わったり、引っ越しや電話の契約などが変更になる場合は、再度利用休止の手続きが必要になります。仮に現在使用している電話番号が他の方へ割り当てられた際に、解除していない状態ですと、新しい利用者が国際電話を利用できない事態が発生するため、利用休止解除の連絡をする必要があります。
まとめ
海外への発信、着信が不要な場合は、詐欺被害を防ぐためにも登録することをお勧めします。
仮に国際電話が使えなくなったとしても、今ではインターネット回線をつかった通話は可能ですので、それほど重く考えず利用するとよいでしょう。登録も無料でできます。
コメント